さらっと。(不登校生徒の親としての話:その0)
「子供が、『学校行きたくない』って言ったらどうしますか?」という問いについての考えを書きたくて、このブログを始めたようなものなんだけど、ブログ始めてからこの話題書こうとして何回も挫折しています(笑)
で、思った。いっぺんに全部書こうと思うからダメなんだと。
そして、自分の意見、多分周りと違うから、穏便に・・・とか思いながら書こうとしてるからダメなんだろうと。
で、少しずつ書こうと思います。
娘が「学校に行きたくない」と言い出したのは中学2年の2月の事でした。
前々から学校が嫌いなのは知っていたし、朝お腹痛くなったり気持ち悪くなったりして休むことが結構多かったから、多少警戒はしていました。
でも、まさか本当に不登校になると思いませんでした。
「学校に行きたくない」と自分の子供に言われたら、あなたはどう答えますか?
最近、正解と言われているのは「行きたくないなら行かなくていいよ」です。
でも、あなたはそれが言えますか?
私は言えませんでした。
娘に「気持ち悪い。朝から吐きそう。学校行きたくない。」と言われたのは、定期テストの朝でした。
私は「吐いてでも行け」
と言いました。
その日から娘は学校に行かなくなりました。
「行かなくていいよ」と言ったのは夫でした。
でも、私は「行かなくていい」とは言えませんでした。
だって、「行かなくていい」と思えなかったから。
それを言ったら嘘になるからです。
そんな嘘つきたくなかった。
私の中では凄い葛藤がありました。
そんな私に、夫が「このままだとあの子死ぬよ」と言ったんです。
いや、そんな大げさな!?と思ったけど、確かにそうなる可能性はあったと思います。
それで、とりあえず私はしぶしぶ不登校を了承した、という形になりました。
ちょっとあまりに突然すぎて、心の準備ができてなかったのもありました。
まあでも、結果的に、うちの子は不登校になってよかったし、私も、あの時、最初から「行かなくていい」と言わなくて良かったし、夫が「行かなくていい」と言ってくれて良かったんだと思います。我が家のバランス的に。
さて、あなたならどうしてました?
あなたの家庭だったら、どうなってました?
・・・と、まあ、我が家の経験談と私の気持ちと今の娘の状況とかを踏まえながら、この件をまとめて行こうと思います。
今日はここまで。